遥… 「あの、ずっと聞いてみたかったことがあるんですけど…」 「なんだ…?」 愁さんに、会ったときから聞いてみたかった。 「愁さんは、見た感じ、女に不自由してないと思います。 慶都も、そうですけど… 愁さんには、壁があるっていうか… 誰も俺に話しかけるなオーラが出てるんです… 特に、女なんか近寄るな…って感じの…」 愁さんは、私の話を静かに聞いていた。