…しばらくすると俺はおちついたが、まだ何が起きているのかわからない。
なぜ、こんなことになってしまったのだろう。
疑問で俺の頭が埋まっていた。
「つか、お前なんで俺を助けてくれたんだよ?しかも、俺だけ」そう聞いたら、宇宙人は「オマエハエラバレタモノダカラダ」と言った。あぁ、よくある選ばれた者だからねー。なるほどなるほど。って選ばれた者ってなんだよ。なんで俺が選ばれた者なんだよ。もう、疑問が増えるばかりで、これ以上このことについて聞くのはやめた。
そして、宇宙人は謎の惑星を前にし、「ツイタゾ」と言った。
地球よりもはるかに大きくて、とても栄えた星ということはひと目でわかった。
「ココハ、ロビルセイトイウ。ウチュウイチサカエタホシダ。」
ふーん。名前なんて聞いてもなんもわかんねぇよ。そして宇宙人はロビル星へおりていった。
「ダイジョウブダ、チキュウトサンソヤオンドハソコマデカワラナイ。コレカラオマエニハジョオウサマニアッテモラウ。ツイテコイ。」
そういい、宇宙人は歩き出した。
宇宙人は一歩一歩がでかく、こちらが早歩きで歩いても追いつかない。
「もうちょっとスピードを落としてくれないか。」
と言い、一緒のペースで歩いていった。