信じてないわけじゃ無い。


が!


あっちから誘ってくることもからきしなくなり、俺から連絡しないと来ないんじゃ無いか?っていう一抹の不安。


「…電話してみっかなぁ。」


最後に電話してからはや1週間。


時刻は11時ちょうど。


俺はいそいそと携帯を取り出して、かけ慣れた番号をタップした。