「どこへ行った?」

「逃げたのか?」

「いやいや、帰ったんだろう。」

住民達はフンッと鼻を鳴らして、祝杯を上げに近所の居酒屋に向かった。



「…何だ!?ひとつも進んでいないじゃないか!」

様子を見にきた教頭は、全く手のつけられていない桜を見て怒った。

「さては、住民に言いくるめられたな!?住民め…こざかしいことを…。」

教頭の目は、それだけで人を呪い殺せそうな程、憎しみに満ち溢れていた。