そんなことを考えていると、実習先の保育園に着いた。

そう、今日は楽しみにしていた、待ちに待った保育実習の日!

保育実習と言っても、ただの交流会みたいな感じで、子どもたちと遊べるってゆー私にはまさに癒しの日だった。

「じゃあ…出席番号1番から10番はらいおん組で…」

やったー!らいおん組!

どんな子が居るのかなぁ…

私は楽しみ過ぎて顔がにやけるのを止められなかった。

「じゃあね、千早」
「え?雪乃どこ?」
「1番最悪のひよこ組。」
「最悪?なんで?」
「赤ちゃんばっかりだってさ」
「え?先生そんなこと言ってた?」
「何、聞いてなかったの?千早は年長でしょ?」

そーなんだっ!

1番大きい子達なんだ…