「待ってようかな…」

私はまた席についた。

蘭は部活へと向かっていった。

蘭が思いを寄せてる武田と共に。

片思いって懐かしいなー…

私が隼人と付き合ったのは、中学3年生の時だった。

同じ塾で同じ高校を目指してて。

よく話すようになってから付き合うまではあっという間だった。

あれから2年。

自分の彼氏をイケメン!呼ばわりするくらい私は隼人のことを未だに大好きだ。

ブルッ!

携帯のバイブレーションが鳴った。

隼人だ!

パスコードを入力して隼人からのLINEを見る。