「ねえ、私と一緒に遊ばない?」 ザアザアと波の音がたえない 海で僕は彼女に出会った。 ギャクナンかよ。 そう思いながら、振り返った。 「すいませんが・・・」 はぐれてしまった友達をさがしているところだし、 断ろうとしたのだが、 彼女を見た瞬間、僕は固まってしまった。 え・・・・・・・ 僕はギャクナンするぐらいだから、ギャル系の女を想像していた。 だが、実際に僕に声をかけてきた人は、全然ちがっていた。 膝の少し上まである青いワンピースに 胸まで流れる、真っ直ぐな黒髪。