匠side.+*:゚+。.☆
俺は雪乃を残して
旧家庭科室を出た。
廊下を一歩一歩あるいていく度
さっきした話を思い出す。
あれは....言ってよかったのだろうか。
あの話は3年バスケ部と
2年の亮太、皐、恭也が知っていて
それでいて
誰も口に出さない。
....いや出せない。
そんな重い話だったのだ。
自分もこの話は
久しぶりに口にしたので
よく分からない罪悪感のようなものに
手が震える。
雪乃がいじめを選んでよかった。
正直な気持ち
それだった。
もし無法地帯を選んでいたら
アイツは....
うん。もういい。
深く考えるのはやめよう。
俺は自分の掃除場所まで
淡々と足を運ばせた。
匠sideEND。

