「匠くん?どうしたの?」 あまりに沈黙が続くので 私は思い切って聞いてみる。 すると匠くんは ハッとしたと思ったら 「ごめん」と苦笑した。 「実はさ....」 そう言って 匠くんは話をすすめた。 私は匠くんの話すことを 静かに聞く。 開いた窓からくる 夏の生暖かい風に吹かれながら。