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ー朝ー

私は体育館に向かっていた。
もちろんバスケ部の朝練へ
行くために。

今日の私は遅刻してない。
課題もちゃんと終わらせてるし!

完璧といった状態、えっへん!


「雪乃。」


後ろから呼ばれ振り返ると
そこには奈央ちんがいた。


「おはよう。奈央ちん!☆」


思い切り笑顔で挨拶すると
奈央ちんはイキナリ

ポトポトと大粒の涙を流し始めた。



「ど、どうしたの!?」