イケメン男バス×天然女〜なんで私がマネージャー!?〜


盗み聞きするつもりはなかったんだけど
静かな環境に話し声なんて

少しは聞こえるのが普通で。

はっきりと聞いたのは


『光稀(ミツキ)』


多分男の子だろう。
だってクラスメイトにも
みつきという男子はいるし。

確か先輩にもいたはずだ。

そう考えると
匠くんが話している相手も
男だと考えられる。


「おい、天宮。」


そう斜め上から
呼ばれ

顔を上げると彪牙の顔が
間近に迫ってた。

「なっ!?///」

思わず赤くなってしまう。

彪牙の長い睫毛や
つり上がった大きな瞳が
私の目をロックオンしていた。

「なんか....やべ....」

そうぼそりとつぶやくと
彪牙は私の頬に手を添えた。


ドクッ....ドクッ....

心臓が休む暇なく
高鳴っていく。