とは言うものの....
....恋....か


そう改めて考えてみると
なんかこう....照れる! !

大体私、まず恋愛なんて
あんまりしない方だし

そもそもそんなに
興味なかったっていうか....

で、でも!
ちょっとしかない恋愛経験だけども
これはわかる!多分!←


こ、こ、こ、こ、こ、こ....


恋!だと....思う....ます....よ///



あーだめだめだめだ!
考えたらダメ!

照れてしまう!!

よし、他のことに集中....


「オイ」


「キャッ!」


宇都宮彪牙が私に顔を近づけたかと思うとコソっと耳打ちをした。



「....え?何...」


宇都宮彪牙の声があまりに小さすぎて
聞こえず聞き返そうとしたら

大声で「集合!!!!」

「ウィーッス!!」 との声とともに

キャプテン(宇都宮彪牙)の周りに
部員達が集まってきてしまった。


つまり....宇都宮彪牙は
私の隣にいるので

必然的に私の周りにもズラリ。。。


(なんて言ったか聞こえっかった上に
いよいよ自己紹介っっ(;;Φ Φ))



緊張して高鳴る胸をよそに
宇都宮彪牙はたんたんと話を進めた。


「んじゃ、新しいマネきたから
自己紹介どぞ」


とかなりクールに素っ気なく言われた。


(ま、まぁいいや....っ
早く言わなきゃ!)



「....えっと、あの....
私....えっと、天宮雪乃と言いますので
今日からマネにならさせて頂きます....っ
宜しくですっ...」

皆のガン見に耐えられず
半端なくてんぱってしまった。




とりあえず言えたぞぉ...っ

と下を向いてた顔を上にあげてみると....




(....え。)