「あ」
「ん?ああ、雪乃」
ボーっとしてるといつの間にか目の前に
立っていた匠くんも私の存在に今気づいたようで少し驚いた顔をしている。
「くっ....」
「く?」
え?なに?
く、ってなに??
私は混乱して
はてなマークがたくさん飛び交ってる。
匠くんの顔をのぞき込むと....
「えっ」
「くくっ....ふはっ、はははっ」
わ、笑ってるッッ
なんで!?
「ご、ごめん、
あまりに小さいから気付かなくて」
「そ、それだけ?」
「うん....、ごめん....。くくっ。」
要するに....チビだから
気付かなくて、そのことに笑ってたっていうの!?
あの、匠くんが!?
彪牙じゃあるまいしっっっ!!
ひどいっ!!