「っ!?」


「分かってるくせに
ん?期待してんだろ?」


笑う彼に私は怯えた。


(やだ....やだやだ!)


彼の右手は私の口を....
その片方の左手で私の両手を押さえつけている。

私の太ももの間に
彼の右の足が入れこまれて足が閉じれない。


(やだ....やだよ....助けて....っ)


なんで?どうして

彪牙のことバレてないのに

なんで


なんで



(助けて....匠くん)