ガラッ!!



彪牙が先に体育館の中に入り
次に私と匠くんが並んで入る。


部員たちはわたし達に気付くと

「チューッス!!!」

と大きな声でご挨拶。



私は軽くお辞儀をし
マネージャーの仕事に取り掛かった。


....といっても私は
バスケした事ないし
なんにも分からないから


とりあえず部室の掃除をと、
私はホウキや雑巾、バケツを持ち
部室へと足を運んだ。


そんな私の姿を
目で追っていた人物がいた

なんて

私が気付くはずもない。