名前は「舞ちゃん」 1年生のテニス部。 え・・・テニス部? 「テニス部にあんなかわいい後輩いたっけ?」 私と亜沙子は首をかしげた。 「お前ら、部活入ってたの?俺、知らなかった!」 優雅の指摘どおり・・・ 最近の私達は・・・テニス部に顔を出していなかった。 何度か先生から、「このままだと退部にするよ」って言われてたっけ。 でも、もっと大事なことがあったの。 恋!!!! 恋をしてるの、私達! 「舞ちゃんを好きになれるといいね!」 私と亜沙子は、背伸びして、優雅の肩を叩いた。