陽菜を「彼女」にすることはできない。 それなのに、優しくするのはいけないとわかっていたが、どうしてもほっておけなかった。 と、言うか・・・ 俺が、陽菜の声を聞きたいと思っていた。 俺が、陽菜を必要としていた。 毎晩、陽菜の声を聞かないと、落ち着かなかった。 自分勝手な自己中な俺を、いつもいつも好きだと言ってくれる陽菜は、いつの間にか俺の心に住み着いてしまった。