興奮してまた眠れない。




携帯の充電がなくなりかけていることに気付き、充電器を携帯に差し込んだ。



その時、亜沙子から電話がかかってきた。



『ううううう~~~陽菜!!!!やばいって!!』




「どうしたの?今、どこ?」





興奮して、泣いていた亜沙子は、声にならない声で必死に説明してくれた。



亜沙子は、小早川の寝顔を見つつ、源氏物語を読んでいたらしい。


すると、小早川が目を覚まし、突然抱きしめてきた・・・と。




すぐに小早川は我に返って、何度も謝ったらしいんだけど、亜沙子が言うには寝ぼけていて誰かと間違えたっぽいって。



『その後ね、いつでも暇してるから遊びにおいでって言ってくれたの!!駅まで小早川と一緒に帰ったんだよ!!やばいって。もう鼻血出そう!』




「そりゃ、鼻血出るよ!抱きしめられて、どうだった?」





亜沙子は、ますます小早川を好きになってしまったとため息をついた。


恋する少女は、ため息が増える。