「実は私、離婚したいの」 前もって用意しておいた離婚届を引き出しから取り出し、功希の前に出す。 どんな反応をしてくれるんだろう。 慌てて止めてくれるのかな? それとも、すがって来たりとか? 普段の功希からは想像できないため、自分の中の想像も膨らむ。 止めてくれるとしか考えてなかった私は、次の功希の一言で現実の怖さを思い知り、後悔したのだった。