「何それ……ギャグ?」
ポタポタと水を滴らせている私を見て笑う。
最初はこらえた感じの笑い方だったのに、最終的には隠そうともせず声を上げて笑っていた。
は、恥ずかしい………っ!
穴があったら入りたいっていうのは、こういうことを言うんだなぁ、と再認識している中、どうやら水やりを終えていたらしい先輩はホースを巻ながら近付いてきた。
「………着替えとか持ってきてないの?」
「……はい。なので、今日はこのまま急いで帰ります」
そう言った瞬間、顔をしかめた先輩は、突然目の前でシャツを脱ぎ始めた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…