「あー、3年生も卒業しちゃったなー」 潤に質問責めをしてから数ヶ月。 この数ヶ月、私には織部先輩に近付く勇気などさらさらなく。 外から眺めることしか出来ない私は、今日はどんな先輩を見た、今日の先輩はどんなだった、などといった話を潤に話したりだとか。 潤から新しい先輩の情報を仕入れる、といったような毎日を過ごしていた。