「どうしよう、潤。私このまま脳梗塞で死んじゃうかもしれない」 「は?え?どういうこと!?」 告白すれば、身を乗り出して驚く潤に俯く。 私の様子に何かを感じ取ったのか、潤はそのまま怖ず怖ずと座って真剣な顔をした。 「なんでいきなりそんな……。このこと、織部さんは知ってるのか?」 「……まだ言ってない」 ぎゅっと拳を握りしめる。 「…………いつそう言われたんだ?」 重々しく呟いた潤に「医者には行ってない」と言えば「は?」と間抜けな声が返ってきた。