「全力で、幸せにしてみせます」 「ね?」と同意を求める先輩にただただ頷く。 そんな私たちを見て、今日はお寿司でも注文しましょうか!なんて席を立ったお母さんの目元も心なしか赤く染まっていた気がした。 届いたお寿司と開けたお酒で机の上が賑わう。 初めは私の隣にいたはずの先輩も、酔って絡んできたお父さんに呼ばれて席を移動し、入れ替わるように私の隣にはお母さんがやってきた。