それからは、応接室に案内され、出されたお茶を飲みながら談笑する。 どうやらもうお昼休みだったらしく、功希に関しては重要な会議が長引いてて出て来れられないらしい。 封筒を渡しに来ただけなのに、帰るに帰れなくなっちゃったな……。 そう思いながらも、功希の仕事仲間の人たちとの会話が弾むにつれて楽しんでいる自分もいて。 しばらく話していれば、奥の方で扉の開く音が聞こえてきた。