パラパラとめくれば、ふとある一部分に目が止まる。 これ、今日必要な書類じゃ………? 今まで功希がこういう大切な書類を忘れてことなんて1度もない。 やっぱり届けた方がいいよね。 封筒を鞄に入れて家を飛び出す。 功希の勤める会社に着いたときには、もう既にお昼を迎えていた。