「じゃあ、このネックレスで、ここにこれを掘って貰って………」



ネックレスにしよう。と決めた私は早速相川さんへとその旨を伝える。


「分かりました!………サービスで、5%ほど値引きしちゃいますね」


「わぁっ、ありがとうございます!」


そして「知り合い割引ってことで」と笑って値引きしてくれた相川さんに私は満面の笑みを浮かべた。


計画をたててから裕に1週間は経過している。

このまま順調に契約期限を迎えれば、お金が手元へとやってくるのだ。



支払いは後ほど、と話し合ってまた別れる。


順調に進んでいく計画に油断していた私は、これから待ち受けている出来事なんて知らず、のんきに鼻歌なんて歌いながらルンルンと家へ帰って行ったのだった。