「酒弱いくせに一気に飲むからだ」 相変わらずバカだなー。と思いつつも、取ってきたタオルケットを肩に掛ける。 こんな状況でも俺と莉乃の間に間違いが起きないのは、俺らが親友だっていうのもそうなんだけど。 何よりも1番はこいつの旦那が理由だと思う。 今日のやけ酒の原因はどうせ旦那との喧嘩なんだろうけど、俺からしてみれば犬も喰わないあれだ。 喧嘩するほど仲がいいってやつなんだろうな。 ピンポーン、と鳴ったチャイムに、やっと来たかと腰を上げて玄関へと向かった。