「普通に可愛かったよな……」 「うん、普通にお似合いだった」 先輩と織部さんの話を聞いて浮上していた莉乃の不細工説が、本人の登場により簡単に払拭される。 「思い出した!あれ、1つ下の学年にいた、熊沢莉乃だ!」 そして、どこからか上がった声に反応した先輩や後輩たちは一斉に俺ら莉乃と同じ学年を見た。 「いや、あの、付き合ってたのは知ってたんですけど、まさか結婚してただなんて……」 「あれ、でも潤って熊沢さんと仲良くなかったっけ?」 その言葉に、全員の目は俺へと集中した。