お詫びに、とアイスを奢ってもらい、絶叫系へと向かう。


きゃーきゃーと浮遊感に声をあげること数回。


気付けばもう日が暮れ、夜にある光のパレードの時間へと近づいていた。



「この夜のパレード、実は観覧車から見るのが1番のベストスポットなんです!」


「へー」


「行きましょう!」と先輩の腕を引いて観覧車のある場所へと向かう。


大勢の人とすれ違いながらもたどり着けば、案の定観覧車には数人の人しか並んでいなかった。