「ちょっ、何見てるんですか!?」 画面に写っているのはさっき撮った写真ではなくて、卒業旅行に行ったときの私と友達の写真。 お泊まりということもあって独特なテンションに飲み込まれていた私は、何枚も変顔と呼ばれる顔を撮りまくっていたのだった。 「変な顔」 ぷっ、と笑う先輩に顔が赤くなる。 「先輩の意地悪……」 むっとして頬を膨らませば、ぐっと両頬を掴まれ、 「うん、やっぱり変な顔だ」 だなんて子供っぽく楽しそうに笑う先輩になんだか怒る気もなくなった。