乱れの少ないベッドだけど、いつも以上に綺麗にベッドメイキングをする。 意味もなく時間をかけてそれをした後、一人分の朝ご飯を作り、ニュースを見ながらそれを食べる。 少ない洗濯物を干して、掃除機をかけていれば、ふとリビングの机においてあった携帯がピカピカと点灯していた。 「………………。」 ポチポチとロックを解除すれば、見慣れた『功希』の文字が浮かぶ。 何度も入っている着信とメールの数に驚きはしたものの、そのまま電源ボタンを長押しすればフッと画面が黒く切り替わった。