「あの人はサークルの先輩ってだけで、莉乃が考えてるようなことはないから。 それに、あの家には他にも先輩たちがいるし、昨日みんなで鍋食べてそのまま寝ちゃっただけだから、疑われるようなことは全くしてないつもりだけど」 「………先輩が家に上げたの?」 いつもの先輩からは考えられない行動に、あまり信じきれない。 「……あの人たち、後輩使い荒いから」 嫌そうに息を吐いた先輩にいつもの先輩を感じて、その話は本当なんだろうなって、今まで信じられなかったのが嘘みたいにすとんと私の心に落ちてきた。