メビウス



それから一週間。


私は医者も驚くような驚異的な回復をし、そろそろ退院の二文字も見えてきていた。




「……ねぇ、お母さん」

ベッドの横で林檎を剥いていたお母さんに、私は意を決して聞くことにした。




「アキラ君は?」