「花音?お前、大丈夫か?」 昌輝は、今ではもうすっかりイイ友達になっていて、こんな私を支えてくれる存在になっていた。 「大丈夫じゃないです…。咲先輩が羨ましいです…。」 「オイオイ…。ってか、咲先輩の名前なんだけどさ、”咲 穂花”だってよ。花音のアレ、苗字だよ?」 じゃぁ…星野先輩は、名前で呼んでるわけじゃないんだ… ちょびっとだけ…嬉しいです…