「原田君!!なにやってるの!!」

そんな時花咲先輩が来て、俺は我を戻した


伊月先輩を見ると、震えながら泣いていた


「あっ、ごめんなさい!そんなつもりじゃ、、」


「里奈、大丈夫?保健室行こっか」

そういって、二人は保健室にいった。


俺はその場に棒立ちしていた。

そんな時
「里奈は、ちょっと前軽い事故に遭ったんだ」

後ろをみると、俺らの部長
山口 弘人(ひろと)先輩がいた。

「事故??」


「本当は、言わないでって言われたけど。事故にあって左手があまりうまく使えないんだ。」

だから、さっき入らなかったのか。


「右手は使えるけど、みんなに迷惑になると思って試合に出ないんだ。」


「でも、それでも里奈はバスケは止めたくないらしい。凄いよな♪」


俺は一気に罪悪感が押し寄せてきた。