土手に俺たちは並んで座った。 九は、初めて会った時のように草で冠を作ってそれを頭に被ってみせた。 「ねえ?どう?佐和ちゃん可愛い?」 そう言ってほほ笑みかけてくる。 はっきり言ってちょっと可愛かった。 それから九は話し始めた。 「あの日、5月9日ね・・・私、教室に一番に来たんだ・・・」