想像は的中した。 「・・・今度はどこなの?」 母さんがそう聞く。 「伊予三島だ。東予の」 「伊予三島??伊予三島って何が有名なんかね?」 「タオル・・・だったかのお。忘れた。それより、話はこれからだ」 俺は、唾を飲んだ。 「どっちかを選んで欲しい。みんなで伊予三島に行くか、父さんだけ伊予三島に行って、父さんと離れて暮らすか」