彼女は、西田郁美(にしだいくみ)さん。 小学6年生。 俺の2つ上の先輩だ。 「お久しぶりです、郁美さん」 「いやーねー、郁ちゃんって呼んで?」 はあ。 このテンションには勝てない。 「で、あの、用件なんですが・・・」 「わかっとるよー、あーずーさー!!ボーイフレンドが来とるよー!!」 「わ!ちょ、ちょっと、郁美さんー!!」