「適当に座って?」 琴吹に勧められ、俺たちは、テーブルの近くに座った。 「で、今日はどうしたん?」 琴吹の質問に、住岡が答える。 「実はさー、京介が話あるんやって。ほら、京介」 住岡に肩を押され、俺は話を始める。 「俺のこと、嫌いよね?」