「えっとねー、とりあえず、お互い向き合って立って、それで私が縄を回すからそれを二人で同時に跳ぶの」 あー、なるほど。 とりあえず、言われた通りやってみよう。 もうやけくそだ。 「行くよ?せーの!」 九の合図で、俺は、縄を跳んだ。 「1、2、3、4・・・」 まずまずの調子。 「5、6、7・・・」 新記録だった。 10回まであと、3回。 「8、9、10、11、12・・・」 10回を超えた!!