あなたがいてくれたから


数分後〜


今は高野と手を繋いで帰っている。
もちろん、高野が送ってれた。


「…ねぇ高野。聞いて欲しいことがあるの」

「なに?」

高野が、優しい声で話してくれた。


ニコッ
「私ね、思っていることを全部、母さんに伝えたよ」


“だから、もう大丈夫だよ”

言おうとしたけど、声が出なかった。

(まだ、終わってないからかな…)


でも、それだけの言葉でも高野は、分かったらしく、私の頭をポンポンしてくれた。


(…優しい手)



「よかったな」


「うん」

(高野のおかけだ。高野の悩みの方は私は中途半端に言ってしまったのに、高野はそんな私の話しをしっかりと聞いてくれた)


“ありがとう”


の言葉では伝えられないほど高野には感謝してる。