~天使ロード~

自分にピッタリのサイズの指輪を買って、お互いの指に指輪をはめようとした瞬間…

私の意識が途絶えようとした。

微かに聞こえるのは「美桜、大丈夫か?」と工が私を呼ぶ声。

そして私の頭の中を幾度も過る店員さんが言ってくれた「二人ともお似合いですね!」


少し嫌みにも聞こえなくはないけど、ちゃんと私達の幸せを祝福してくれる人がいるって気付けた。


私の体が地面に横たわりそうになった時、私の体をすぐさま支えてくれている工がいる。






工、私本当はね・・・