~天使ロード~

「私本当に大丈夫だから!
それは私がよく一番分かってること」


「そうですか
それなら私は何も言う立場ではないです」


「池治先生、心配してくれて本当にありがとう」


「いえいえ
あなたの体はあなた一人のものではないと言うことを、これだけは絶対に覚えておいてください!」


「はい!分かりました」




それから工が食べた食器を片付け終わった池治先生が、そそくさと帰っていく。



池治先生は、本当に何者だったのだろうか・・・




私の体に事件が起こったのもその後だった。