「私、本当は嫉妬してたんだ…
佐藤くんの好きな人に嫉妬するなんて、バカだよね」


ついつい本当のことを話しちゃった。

佐藤くんと一緒に居たい願望が強くなるなんて、私も我慢知らずだね。

振られてから恋しないって、心に決めていたのに佐藤くんをこうして好きになってしまった。


私は、佐藤くんが好き!!!
大好き!!




「里中、お前…」


「ん何?」


「俺の好きな人に嫉妬してたのか!」


「そうよ!悪い?」


「いいや、悪くない
むしろ嬉しいよ!美桜」


「工、私も嬉しい」