初めての夜に、
賢ちゃんとの初めてのH…

終わったら、彼は、
「寝る」ってすぐ横になったから

マジで?と思いながら、
携帯触ってたら、取り上げられて

電源きられた。(笑)

絶対、睡眠の邪魔すんな、と。

その意味は、翌日から解った。

電話で話した時に、ある程度
聞かされていたが、彼の生活は
本当にハードだった。

バイト、2つ掛け持ちに
大学のゼミ、卒論、
受けようとしていた
国家資格の勉強に…
小学生の頃から続けてる野球…

家には、ほぼ寝に帰るだけ。

不思議と寂しくはなく、むしろ
彼の帰りを楽しみに待ってた。

多分、彼が時々、
気にかけてくれる電話と
不意討ちで、合間合間に少しでも
帰ってきてくれたこと。

そして、寝る前は、毎日のように
激しいHをしたこと…

そんなののおかげかな。(笑)

1週間は泊まろうと思って来た
私だったけど…だんだん賢ちゃんの
充実した毎日を見てるうちに、
心が動かされ始めた。

私は…大学サボって
こんな遠くの地で毎日ダラダラ

何やってんだろ…

私も色々、頑張ろうと思った。

帰って、バイト始めよう。
大学、ちゃんと行こう。

何か、資格でもとろう、
勉強しよう。

なんか真似っこで笑えるけど

本気で、そう思ったんだ。

その事を、賢ちゃんに告げて

私は5日間で、
お泊まり生活に幕を閉じた…。

良い刺激を受けたはずの、
この決意もヤル気も…
大学生活に戻って間もなく…

次の恋をしたとき、
あっけなく…道を外れる。

新しく始めたバイト…

これによって、私の運命は
大きく変わったような気がする。