大輔が地元に帰ってサヨナラして…

私には恋の自由が戻ってきた。

大輔が仲良くしてたTとは、
私も直接連絡とるほど
仲良くなってたので、ある日、
「誰か紹介してよ。」と言ってみたら
別に紹介ってわけじゃないけど
二人の男の子をよんでくれた。
そのうちの一人がひろ君だった。
3個下で、学校にも行ってなかったし
仕事もしてなかった。

やっぱり、地元の同級生の中では
悪い部類に入る男の子だった。

私は遊ぶごとに、かっこよくて
クールな彼に惹かれていった。

そして、一人で彼ん家に行って
初めて二人きりになった時、
結構、強引に押し倒されて
Hした。年下でも慣れてた。

付き合ってなかったんだけど…

私のことどう思ってるの?って
聞いたら、関係が終わっちゃいそうな
気がして…まだ、片想いで居たかった。

彼はマルボロを吸っていて、
その横顔がかっこよくて、
私は基本タバコは付き合い程度にしか
吸わなかったんだけど、
離れてる時間も彼と同じ空の下で
同じタバコを吸いたいなんて、
バカみたいな事考えちゃって…
1日4箱~吸い始めた。

手があいたら吸っては消し、
消してはつけ…
ひたすら吸い続けてれば、
どこかのタイミングで
彼がタバコを吸う瞬間と
重なるかな、なんて
そんな事に幸せ感じる
大バカだったんだ。