賢ちゃんは、私が小5の時1個上の小6だった。

スポーツ万能・成績優秀・容姿・・・もイケてて、児童会長も
つとめる、みんなの人気者で、イベントの度、活躍して注目の的。

少し、ひいき目かもだけど。(笑)

私の初恋の相手。

ラブレター書いたら、仲介に入って渡してくれるって言ってた先輩に
貼り出されて、バレンタインにチョコ作ったら、待ちきれずに食べちゃって、
ギャグみたいな話だけど・・・彼が大好きだった。

家調べたり、家族の名前調べたり、野球の練習はいっつも見に行ったり。
勝手に張り付いて、追いかけて…
今なら、ストーカー扱い。(笑)

野球終わった後、声かけられて「体育倉庫の鍵、返しとって。」って
良いように使われたことも、当時は最高の思い出。

町内の駅伝大会も彼はもちろん、選ばれるから、、一緒に行くために
5年生ながら選手選抜、死ぬ気で走った。

選ばれて、一緒に行った。ダントツで先頭走る姿が見られて、
またときめいた。

ちなみに、自分が小6になった駅伝大会の選手選抜は
賢ちゃんいなくて行く意味ないから仮病で休んだ。

漫画みたいな話だけど…
賢ちゃんの転校話を聞いた。

中学進学と同時に転校。衝撃!!

隣の市。今じゃ近い・・・ってか、そこに私が住んでるけど、
小学生には遠くて、友達でもない私には会いに行く手段も口実も
なかったんだ。車で40~50分の距離。

さよなら、賢ちゃん。
追いかけまわした日々さえ懐かしくて幸せだった。
一生、大好き。

まぁ、まさか。
二十歳になって(無理やり?)再会するとは夢にも思ってない
淡い淡い(執念の)初恋。