ため息を真っ赤な風船につめこんで 遥か空へと放ってみよう 視線すら届かないほど高く昇ったならば 燦(さん)と降る木洩れ日の下 穏やかな夢を抱いて眠ってみよう 雑踏を川せせらぎに変え 苛立ちを風に揺らぐ木々の葉に変え 涙を 未来のアナタに出逢うための 切符に変えるために