【詩】キミの空へ


垣根の葉から照り返される光に

ふっと目を細めれば

風がつける足跡に乗せて

さらさらと声が聞こえてくる



そんなときは



悠然とそびえ立つ空をイーゼルに

引き伸ばされた真綿の雲はキャンパスにして



僕はとびきりな君の笑顔を何枚も描くのさ