垣根の葉から照り返される光に ふっと目を細めれば 風がつける足跡に乗せて さらさらと声が聞こえてくる そんなときは 悠然とそびえ立つ空をイーゼルに 引き伸ばされた真綿の雲はキャンパスにして 僕はとびきりな君の笑顔を何枚も描くのさ