緋絽はすぐに心を開いてくれたが…。



緋那ちゃんは…。かわらず…怯えていた。




そして、怯える…原因を…見付けた。





それは…。






緋那ちゃんの“容姿”だった。






「気持ちわるい」


「汚らわしい」


「異端児」




そんな陰口を叩かれ、苛めにあっていた。




酷いときは…。






身体中に…痣が沢山合った。





それに気付いたのは…。






麗だった。